平成16年3月24日 岡山大学医学部倫理委員会にて承認
平成16年3月27日 岡山大学医学部心臓血管外科にてマゴット治療の本邦第一例目を行いました。
この方は3回のマゴット治療により改善し現在リハビリ中です。その後、数例のマゴット治療を治験中ですが、いずれも良好な結果(症例参照)を得ています。
マゴット治療は、特殊な器具を必要とする特別な治療法ではありません。
しかしなんとか足を残そうという熱意が医者と患者に必要です。またこれには形成外科、整形外科、麻酔科(pain control)の先生方との協力がなければ実現しません。
マゴットセラピーの特徴
1)生物学的デブリが出来る。
2)治療侵襲が少ない。
3)麻酔を必要としない。
4)従来の治療 ( 抗生物質、外科治療)に比較し、安価である。
5)西洋で糖尿病潰瘍治療に対する長い歴史と十分なエビデンスがある。
マゴットセラピーの 副作用、危険性
1.周囲の皮膚痛、刺激。
2.腸管や血管へのマゴットセラピー
腸管、血管壁が壊死に陥っているとき、この部分を食べて、腸管瘻孔、出血をきたす可能性がある。3.新たな感染症の惹起
1、一部の細菌( Pseudomonas,Proteus など)に対しては効果のないことがあり、この細菌が選択的に残り、結果として増殖する。
2、マゴットの持つ細菌が感染を起こす
4.ヒト蛆症(ヒトにマゴット、ハエが寄生する)の発生
Maggot Therapy A handbook of Maggot-Assisted Wound Healing から
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| 岡山大学医学部倫理委員会にて承認 平成16年3月24日 |
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| ●2004年10月16日 山陽新聞 医療新世紀で掲載 |
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