| 歴 史 |
ハエ幼虫(ウジ)が傷治療に有効であることは数千年前も前より人々に広く認識されていました。
実際にはオーストラリアの原住民(Aborigines)は数千年前より創を清浄にするために、これを使用していました。
ビルマの伝統医は傷をウジ、泥と濡れ草で覆い治療していました。またアメリカ先住民(Mayan Indians)は、動物の血を漬け乾かした布で創を覆うことにより、傷にウジを湧かせて、傷を治療していました。
近代にいたっては、戦争中、ウジムシの涌いた創の方が速く治癒し、結果的にその兵隊は命が助かった事を多くの軍医は目撃してきました。
例えばウィリアム バゥア教授(ジョンホプキンス大学整形外科)は,戦地から帰って実際にウジムシ治療を米国内で広めた最初の医者です。
彼の良好な結果は1931年に報告されています。
その後、抗生物質と外科治療が進歩した1940年代にいたるまで、ウジムシ治療は何千という医療機関で実践され、良好な結果を得てきました。
1990年代になり抗生物質の多用乱用により抗生物質抵抗性の感染性潰瘍が出現し、糖尿病、動脈硬化症等の潰瘍の原因となる疾患が増加、重症化し、これらの難治性潰瘍治療に難渋することとなりました。
そこでウジムシ治療の有効性が再び脚光を浴びたのです。 |
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◆無菌ウジムシ治療 2005年
現在、世界2000余りの施設で行われている。 ヨーロッパではすでに、保険医療として認められ、無菌ウジムシ生産会社(公的機関)が
機能している。
◆2004年 4月 岡山大学医学部にてウジムシ治療第一例目を施行、足切断と診断された創は3回のウジムシ治療により、治癒し3ヶ月のリハビリ後、退院となる。
◆2005年 4月 日本初の無菌ウジムシ生産会社(JAPAN MAGGOT COMPANY)が誕生。 すでに多くの患者様の足切断と診断された患者さんの足を救っている。
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